2025年11月26日水曜日

22 地上戦


「竜は、自分が地上へ投げ落とされたと知ると、男の子を産んだ女の後を追った」(黙示録12章13節)

竜が投げ落とされた「地上」は、未だ使徒たちの脳の領域である
それは、思考や、判断、決断といった、行為に結び付く事柄を司る意識の領域
他者と交わる接点としての「地上」

使徒たちには
「大きな鷲の翼が二つ与えられた。荒れ野にある自分の場所へ飛んで行くためである」(12章14節)

二つの翼は「小羊の血」と「自分たちの証しの言葉」
イエスの血によって結ばれた新しい契約と
これを証しするためにイエスの選びに応えた使徒たちの言葉

「荒れ野にある自分の場所」は、イエスの最後の夕食の席
それは、使徒たちの無意識の領域の中にある
そこには、使徒たちと共に生きたイエス・キリストの記憶がある

黙示録の「蛇」は、水を口から川のように吐き出して、彼らの記憶を押し流そうとする
フィクションやイリュージョンの洪水
取り込めば、無意識の領域と意識の領域の間に矛盾が生じる
そこで、「大地は口を開けて、竜が吐き出した川を飲み干した」(12章16節)

ここで、「蛇」は「竜」に置き替えられた
「蛇」の力が世と交わる中で巨大化したから

使徒たちを助けた「大地」は、人の意識の領域の内奥に備わっている「神が置いた敵意」
神が「お前と女、お前の子孫と女の子孫との間に私は敵意を置く」(創世記3:15)と「蛇」に言った「敵意」である

使徒たちは「竜」に打ち勝ち、迫害の中キリストの聖体を配る

地上戦は、いつも個々人の意識の領域から始まる
この水の流れが「人間の仕業」になることを食い止めるのは
人の意識の領域の内奥に備わっている「神の置いた敵意」

その効力を十全に発揮するために
イエス・キリストの生きた記憶が必須である

神がヨハネの黙示を新約聖書に加えたのは
人の無意識の領域を、イエス・キリストの生きた記憶で満たすためである。

Maria K. M.
(参考:ブログ「イエス・キリストの世界観とヨハネの黙示」https://spiritosantowjjp.blogspot.com/

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