16 第七の封印
第7の封印はヨハネの黙示録である
「この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて中に記されたことを守る者たちは、幸いだ」(黙示録1章3節)という言葉によって人々をヨハネの黙示の訓練に招く
黙示録の訓練は臨場感を伴って行われ、時代を超えて有効であるために
諸教会への手紙という形式を取った
そして実際に7つの手紙が書かれた
訓練者はこれらの手紙の内容に自分自身と自分の共同体の問題を重ね見て共感し
少なからず反省する気持ちを持つ
各手紙の終わりに必ず繰り返される「耳のある者は、霊が諸教会に告げることを聞くがよい」という言葉に、知らず知らずのうちに心の準備をしている
訓練者は、その後すぐ描写される玉座と神の7つの霊
4つの生き物に聖書的なイメージを感じ取り
「耳のある者」として聞こうとする
こうして朗読して聞く訓練を続けていくと
新約聖書のイメージが記憶の無意識の領域に注入される
ヨハネの黙示である第7の封印が解かれると
7人の天使が持つラッパの響きによって新約聖書の7つの書の効能が伝えられる
ラッパの響きという緊張感を持って繰り返される言葉で
そのイメージを訓練者の記憶に定着させる
ヨハネは、空高く飛び大声で「災いあれ」と言う一羽の鷲に自身の姿を重ねる
4つ目のラッパの響きはヨハネ福音書である
同時に、先の3つのラッパの響きは共観福音書である
この後に続く2つのラッパの響きは、描写を手掛かりに
使徒言行録とパウロの書簡を特定することができる
「7つの雷」は公同書簡であり
ここに新約聖書の全貌が預言された
天から降って来た天使の手にあった「開かれた小さな巻物」は新約聖書である
ヨハネはこれをすべて食べ
「腹には苦いが、口には蜜のように甘い」と言った天使の言葉を悟った
Maria K. M.
(参考:ブログ「イエス・キリストの世界観とヨハネの黙示」https://spiritosantowjjp.blogspot.com/)

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